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年賀状的な葉書を買いに行くが、ろくなものが売ってない。多少惹かれるものは外国製で、かなり高い。この国にはちゃんとしたデザイナーがいるのは知っているが、そういう人たちは普段どこにいるのだろうというくらい、街にあふれるものにはセンスがない。ちゃんと調べなくては。
食事作って、夜中デヴィッド・O・ラッセル『JOY』を見に行く。久しぶりに映画館でこんな贅沢な画面を見られることに幸福を覚える。こんなに多くの人が関わって、こんな予算を投入して作られる画面が見られるだけでも映画を見に来た甲斐がある。ジェニファー・ローレンスの口喧嘩映画ももはや3本目で、1本目を超えることはあるのかなと思ったが、女優を信頼しきり、独立した女の顔を堂々と正面から捉えたという点で貴重な一本だった。偽物の雪をあくまで偽物として、しかし美しく降らせたというところに痺れる。