4/29 トロイアと古代エジプト学

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ちょっと疲れ気味なので乱筆失礼。
朝からノイエ・ムゼウムへ。
入っていきなりハインリヒ・シュリーマンのトロイア探索コレクションの解説があり、盛り上がる。その多くは第二次大戦後にソ連が略奪していってしまったとのことで非常に残念だが(シュリーマン・コレクションの所有権に関してはここのキャプションはかなりドイツよりの主張だった。当たり前だが。)、シュリーマンの器のでかさがまた19世紀の偉人達の例に漏れず尊敬に値する。その他にも「死者の書」やパピルスのコレクション、エジプト学の歴史(キルヒャー、レプシウスなど)、ネフェルティティ像など。昨日のメソポタミアといい、今日のエジプトや小アジアといい、古代史の勉強し直したい。それに古代を発見・解読した古代学の歴史も。
午後はボーデ美術館。中世キリスト教美術、特にイタリアでない木製のものがグッと来る。2階は博物館島を中心としたベルリンの歴史とドイツ・バロック美術、それにメダル・コレクション。しかしいささか疲れ気味なので2時間ほどで出る。あれだけ先史時代を見まくった後に中世を見ると「最近じゃん」と思ってしまうのが不思議。1日に立て続けに見るものではないな。

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古代エジプトのゲームピース。双六?