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どうも腰痛治らず。ここ数日行っていたカフェのソファがよくなかったらしい。ベッドが悪いのは言わずもがな。これは長期戦になりそう。
手紙、日誌、読書で費やす。チェーンのカフェにいると車椅子の女性を連れたアラブ系の人たちがその辺の机をつなげてワイワイ話し始める。こういうところが寛容なのが素晴らしい。しかし耳が飽和して全く本を読み進まなくなってしまったので退散する。
帰り、ミッテラン図書館駅の本屋でブヴィエの原語版を見つける。昔のバージョンが欲しかったが新しいのしかなく、渋々。日本語版だとカタカナ語で書かれたフランス語の名詞がわからないのと同じく、やはり動詞や名詞の背後にあるいろいろな含意が消えてしまうので、たまに原語を参照したくなる箇所がある。もちろんブヴィエのフランス語はかなり難しいので辞書を引きまくることになるのだが。他にプレヴェールの詩を買う。これならなんとか楽しめそう。日本の本屋と違うのは新品の本がバンバン割引されて売っていること。単に版が古いか、訳あり品なのだがほとんど何の問題があるか全くわからないものも売られていて、消費者にとってはありがたい。流通の仕組みが全く違うのだろう。日本では考えられない。
夜は久しぶりに中華を持ち帰りして(近所の店が高いのだ)、ベッドで本を読んでいたら撃沈した。