12/23-25 クリスマス

12/23(水)
朝、寿司の仕入れ。
昼、ポルトガルの友人Aの部屋にお別れの挨拶に行く。ちょっとお茶するつもりがバカリャウのリゾットまでいただいてしまい、出発直前なのに非常に恐縮。しかしうまかった。スイスの友人Sやアルゼンチンの友人Fも来て一緒に食事する。アルプス出身というSの旦那さんの料理の話も興味深い。それにしても飛行機間に合ったのだろうか。
夜、モン・ドールをフォンデュ状にして食べる。まあまあうまい。

12/24(木)
今年いっぱいのフラ語の予定回数がすでに終わっていたため、今日は先生Bとお茶の会。動物愛護の話とユーロ圏特有の話になると私にはどうにも話すことがない。
ドイツの友人Lの家でクリスマスディナー会。ドイツ、イスラエル、アルゼンチン、オーストラリア、ルーマニア等々、手作り料理が持ち寄られる。我々は手巻き寿司とちらし寿司と饅頭。「スーシー」「アンコ」「モチー」が飛び交う。ルーマニアの人のロールキャベツが異常にうまく、余りをいただく。ここでしかできないようなクリスマスであった。つい日本には裸まつりがあるとか、正月にはモチを食べるが老人が喉に詰まらせて死ぬとか、そういう話をしてしまう。

12/25(金)
昼からサン・ジェルヴェ、サン・トゥスターシュを回る。朝来ればクリスマスのミサがあったらしい。夕方、日本の友人の働く某パン屋のカフェにひょっこり遊びに行く。おすすめのモンブランなどいただく。
その後、帰り道でペレ設計のベンジャミン・フランクリン通りのアパルトマンとイエナ宮/公共事業博物館(Palais d’Iéna/Musée des Travaux)、マレ=ステヴァンスの消防署を見る。
夜、デヴィッド・O・ラッセル『世界にひとつのプレイブック Silver Linings Playbook』を観る。『ザ・ファイター』も『アメリカン・ハッスル』もそれなりに良かったけど、これはちょっと奇跡的に良かった。ドキュメンタリーチックな撮り方をしてるくせに、ジェニファー・ローレンスが家に乗り込んでくるあたりで急に映画になるところがなんとも図々しい。賭けの相手になるじいさん、ずっとアラン・アーキンだと思ってたら違った。