カテゴリー別アーカイブ: diary

寄せ見て

春に買ったが換装する余裕(つまり1、2日の仕事の凪と心の余裕)がなかったため放置されていた SSD をようやく MBP に装着する。Photoshop が3秒で立ち上がるようになったのはとてもよろしい。今までアプリの立ち上げ時間は人間の休憩時間になっていたのだけど、急にコンピューターがデキるやつに変わってしまったので、こっちの気持ちが焦る。

ついでに業務上 XCode のアップグレードが必要だったので、それに伴って OS X の最新バージョン Yosemite を入れなければならなくなったのだが、なんだこれは。ドット絵の職人芸が世界から失われ、機械的、つまりリッチなグラデーションとブラーとドロップシャドウの世界がやってくるのか。とりあえずもうちょっと GUI にコントラストつけてほしいのと、メニューのパディングが少なすぎて気持ち悪いからなんとかして。

発表会

2014/11/02
プログラミング講座 pro·gram 『発表会』 vol.1

開場 17:30
開演 18:00
¥ 500 + 1 drink
@大崎 l-e

プログラミングって一体何なのだろう、という講座を始めて早2年。そろそろ何か作ってお披露目するのもいいのではないかと思い、発表会を開くことになりました。プログラミングをする人もしない人もいると思いますが、「初めて」ならではの疑問や欲求に満ちた会になりそうです。(文・大田)

33

ほとんど誰も祝ってくれないが33歳になった。

ついこの間まで自分は33歳だと思い込んでいたのだけれど、その時はまだ32歳だったのだ。

数週間前にブログの副題を「33」に変えて、誕生日が来たら「34」にしようと思ってたけど、本当はまだ「32」じゃないといけなかった。

私が尊敬する某お笑い芸人の「3の倍数と3のつく数字のときにアホになる」ネタの構造で言えば、「33」は「3の倍数」かつ「3がつく」、しかも「3が2つも並ぶ」ので、とってもアホになるべきところだ。

先日そのような旨を人生の先輩であるK下K重先生に述べたところ、「30代はアホになっていいと思うよ」と言われたので、30代は毎年アホになり続けることに決めました。

40になったとき、ダンディに「ぃよんじゅ〜」と言えるようにがんばりたいと思います。

一息(つけない)

疲れた……しばらく何もやりたくない…….。

とは言ってられない。

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武蔵野美術大学 造形学部 デザイン情報学科 授業展示
「インタラクティブモーショングラフィックス」
@武蔵野美術大学9号館403
2014年9月29日(月)〜10/1日(水)
9:00-20:00

今年のテーマは「二十四節気」です。
クラス全体でひとつの作品「インタラクティブ・モーション・カレンダー 2014」を作りました。

(個人的にはこれに思いを馳せてるのですが、それはまあどうでもよいことです……。)

籐の椅子

全然映画に行けてないが、ステイサム先生の『バトルフロント』、ホンさんスーさんの『ヘウォンの恋愛日記』、ホウ先生の『童年往事』は見に行った。

『童年往事』はおばあちゃん子の私にとって、祖母のことを思い出させる数少ない映画で、僕はこんなに祖母と出かけることはなかったけれど、もっと遊んでればなあ、と見るたびに思う。うちにもムギュムギュ言う籐の椅子があった気がするけど、あれはどこだったか。大画面で見るとロケシーンにかける情熱がはっきりわかる。最初におばあちゃんが孫を捜して町を歩き回るシーンから、何人ものスタッフがあちこちで指示を出しているのだろうなと想像され、その人物配置とキャメラ位置、遠近感が素晴らしい。孫とかき氷のようなものを食べながら祖母が台湾と大陸を混同し始めるシーンでもわざわざ後ろに列車を走らせるところがとんでもない(その後犬まで線路を横切ろうとする)。キャメラはリー・ピンビン先生との初タッグ。さりげなくも過激。この頃からフィルムがある限りいつまででも撮り続けられるような撮り方を手に入れていたのだな。
そういえば上映前、ロビーにこのおばあさんそっくりの女性がいらっしゃって、びっくりした。幽霊ではあるまいな。

あ、『バトルフロント』はロン毛のステイサム先生が見れるのでお薦めです。いつもイサム先生頼りの映画ばかりに出ていた先生が、他の誰かでもいいような映画に出ながら、徐々にイサム先生の映画になっていくところが良かったです。でもちょっと脚本の脇が甘かったかなあ。

予定

ここのところ、月イチで何か自分のことをやろう、というシリーズを続けていて、某コンペ(3月)、旅行(4月)、リハビリ(5月・笑)、ポートフォリオ(6月)、パリ賞審査&もんがいさん(7月)、ミュージアム部(8月)、と来ているのですが、もんがいさん(9月)、プログラミング講座発表会(11月だけど10月ってことで)、ミュージアム部(多分11月)と続きそうです。


9/28
16:00-18:00
もんがいさんデー
坂本拓也「“謎”探求その3『最古の神殿について』」
大田暁雄「アルゴリズム的作曲 その2: 結局のところ『アルゴリズム的作曲』なんか成立しえないんじゃないか」
@大崎l-e

前回読んだとある論文の中に、「音楽におけるアルゴリズムが解くべき『問題』とは、もちろん音楽の制作である」というような意味の言葉がありました。ここには、「アルゴリズム的作曲」という言葉に感じる強い違和感の元凶がある気がします。音楽には数学のような意味での「解くべき問題」なんて存在しないのではないでしょうか。あるいは、音列を使って作曲をするための単なる方法論として数学的アルゴリズムを利用することは、冗談ならまだしも、少し安易ではないかと思うのです。
今回は、数学において「アルゴリズム」がどのようなニュアンスで使われているのかに寄って考えてみたいと思います。数学はこれまた門外漢なので、何回もかけて接近することになると思いますが、お付き合い願えればと思います。

同18:00-21:00(仮)
プログラミング講座 pro·gram 0×15 制作編
@大崎l-e


9/29から3日間ぐらい
武蔵野美術大学デザイン情報学科授業
「インタラクティブモーショングラフィックス」作品展示
@場所未定(武蔵野美術大学9号館)

今年は「二十四節気」をテーマにクラス全体でカレンダー作品を作ります。


10/26
18:00-21:00
プログラミング講座 pro·gram 0×16 制作編
@大崎l-e


11/2
時間未定
プログラミング講座 pro·gram 発表会(仮題)
@大崎l-e

二年近くやってきたプログラミング講座の初の発表会です。プログラミングで作った作品を発表するというよりは、それを使ったパフォーマンスや、プログラミングそのものをテーマにした作品になると思います。

無題

最近のイーサン・ホークを見ると鈴木敏夫氏を思い出すのは私だけでしょうか。

勝手にミュージアム部

「勝手にミュージアム部 第1回」
8/10(日)
17:30開場/18:00開演
入場料1,000円
@大崎l-e

勝手にミュージアムを作ろう。 これはミュージアムの展示内容、展示装置、展示物の配置、その背景にある科学的知見など、日々ミュージアムの要素について考えていることを、何らかの形にして誰かが発表するフォーマットです。こういう展示装置があったらいいのに!自分の好きな◯◯についてのミュージアムがあったらいいのに!◯◯のことが好きだから自分で作っちゃった!ミュージアムのルーツを調べてみた!などなどアプローチはなんでも構いません。「ミュージアム」という言葉も限りなく拡大解釈してもらって結構です。モノでもパフォーマンスでもプレゼンテーションでもOKです。実際ミュージアムを建てるのは大変ですが、勝手にミュージアムを構想してしまいましょう。

とりあえず第1回は企画説明とともに、企画者の2人が何かを作って発表します。

第1回テーマ: 大田暁雄「勝手に植物学」 谷田 幸「勝手に印刷術」


個人的な体験の話になりますが、きっかけはベルリンの植物園でした。その植物園には植物博物館が併設されているのですが、手作り感たっぷりの生態系ジオラマやボタンを押したらランプが点くレリーフ地図等々、はっきり言って、学芸員にも見放されているとしか思えないような古くさい展示物ばかりで、最初は正直落胆しました。 しかしその中に、植物の細胞や花の構造を解説するための紙で作られた模型がありました。これがとんでもなく凝っていて、折り紙を自国の文化と思ってやまない日本人から見ても、どうなっているかわからない。 というか、こういう紙の折り方の文化があったのか、と瞠目させられる代物でした。けれど本当に驚いたのは、この作者は自らをアーティストとして主張し、作品(=模型)を芸術めかして煙に巻くことなく、ただ植物のことを深く知ってもらいたいがためだけに、名前すら出さずこれを作っていることにあります。果たしてそれが何十年前に作られた代物なのか見当もつきませんが(他の展示物を見ればそう新しくはないはず)、それを見た時、思わず私の心の中に「愛」という言葉が浮かびました。植物への愛、博物館への愛、来訪者への愛、技術への愛。愛にも色々あると思いますが、これは愛以外のなにものでもない。もちろん愛だけでそれが作れるとは毛頭思いませんが、自我の主張や目新しさが前面化することなく、「伝える」ということただ一点のためだけに努力と工夫の全てをつぎ込むということが、まわり回って芸術になるのだということにその時気付かされたのです。 ベルリンの自然史博物館を訪ねたときも同じようなことを感じました。顕微鏡写真やルーペなどを使って作った虫の巨大彩色模型の数々はものすごい完成度で、そこに添えられた作者である博士の顔からは、楽しみながら作っているとしか思えないことが伝わってきます。また、次の間に並んでいた鳥たちの剥製は、それぞれの生活や生態環境がわかるように、止まり木の種類が変えてあったり、同じ木の中での高低の棲み分けがつけられていたり、食べものの調達方法や巣の形など、外の要素をうまくジオラマとして取り入れられたりしていました。なおかつ剥製のポージングが格好いい。これは非常に教育的です。その他にもここには壁面一杯に、まるで博物図譜から飛び出してきたような、立体の模型や剥製で埋め尽くされたディスプレイがあったり、イームズの『パワーズ・オブ・テン』よろしく銀河系のズームアップとズームインで宇宙の誕生と構造を体験できる装置があったり、来訪者の理解のためにありとあらゆる工夫をしていました。 こうした科学的な説明のために作られた模型や装置を仮に「科学的視覚化」と呼ぶとすると、芸術が科学を「ネタ」として利用することなどしなくても、科学的な説明に徹底すれば、それは既に芸術になっているのだということなのです。 この企画はその時に思いついたことです。展示を見ていて、「いまいちわからない!」「ここにこういう説明装置があったらいいのに!」と思うことは多々あります。また「どうしてこういう並び方なの?」「これとあれの関係をもっと知りたい!」「こういう見せ方はどういう理論の影響を受けているの?」とか思うことも。ミュージアムの展示物に直接関わる機会はほとんど無いけれども、だったら勝手に作っちゃえばいいじゃん! ということでタイトルは『勝手にミュージアム部』です。愛だろ、愛。 (大田暁雄)

もんがいさんデー

今週日曜日にイベントあります。
自分の専門外だけど気になっていることについて調べて発表する「もんがいさん」というシリーズ企画の一環です。
私は「アルゴリズム的作曲」となっていますが、「アルゴリズム的◯◯」についての疑問・鬱憤をぶつける内容になりそうです。あ、でも批判的内容ではありません。
というわけでよろぴく。谷田さんと坂本さんの発表も楽しみ。

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2014/07/06
『もんがいさんデー』
谷田幸、大田暁雄、坂本拓也

15:00〜
1000円
@大崎l-e

第1限目 もんがいさん/谷田幸

『驚異の部屋からこんにちは:この世界と収集癖と』
第1回:Wunderkammer(1)

この世界のことを知りたいと思っています。
節操もなく、ありとあらゆることを。
そんなことは世界そのものがすべて過去となって定着し、
私が際限なくそれを眺めつくせるような存在でなければ難しいのは
わかっているのです。
でもそう思ってしまうのだから、
私は「そう思うようにできた」存在なのでしょう。

ならばひとまず、同じように世界をあまねく知ろうとした先人のことを
眺めてみることにしようと思います。
征服欲のままにではなく、好奇心のままにそうした人たちを。
何かひとつのことで世界を断じるのではなく、
欠片を集めることでこぼれ落ちるもののないように
世界を把握しようとした仲間のことを。

…てなわけで! 私のもんがいさんは
世界の欠片と収集癖が充満した《Wunderkammer=驚異の部屋》から
出発しようとおもいます。

第2限目 もんがいさん/大田暁雄
「アルゴリズム的作曲 algorithmic composition」

巷でよく「アルゴリズム的○○」と聞くようになりました。特にデザイナーである私の周辺では、論理的な手続きによってグラフィックや建築などの形態を作る「アルゴリズム的造形(algorithmic art / design)」が一般的になりつつありますが、その多くは形態の目新しさを追っただけのように見えます。
「プログラミング講座 pro·gram」では数学的アルゴリズムを使って音を鳴らしてみる、ということを数回やってきましたが、世の中には「アルゴリズム的作曲(algorithmic composition)」という言葉があるそうです。私は音楽の専門家では全く無いので(ここが「もんがいさん」たる所以ですが)、それは一体どういうものなのか、これまでどういうことが行われてきたのかについてほとんど知りません。
アルゴリズム的作曲とは何なのか、そもそもcompositionとは何なのか、果たして我々が聴いているのは音楽なのか、それともアルゴリズムなのか。コンピューターを使わなくても作曲行為自体がアルゴリズム的じゃないのか。それは果たして面白いのか。
答えは出ないと思いますが、実践を含め、アルゴリズム的作曲、引いては「アルゴリズム的○○」全般と「composition」について考える機会になればと思っています。

第3限目 もんがいさん/坂本拓也
“謎”探求その2

「人間の理解の外にある”モノ”」
UFO、超常現象、幽霊、神、悪魔、妖怪などは話題にしません。それも人間の理解の範疇だと思うので。