4/22 グーテンベルク博物館

ネット環境が悪いので、軽いメモ。
乾燥からなのか、硬水が合わないのか、体にブツブツがいっぱいできてて、顔も耳も腫れている。とりあえず薬局で保湿クリームと非ステロイドの塗り薬をもらったけれども(「ここが痒い」とか「乾燥してる」とか言っただけで、お姉さんも判断材料が無さ過ぎて困ってた。ごめん)、根本的なことがわからないので色々試してみるしかない。

朝からマインツへ電車で向かい、グーテンベルク博物館へ。プランタン=モレトゥスとはかなり毛色が違い、そもそも多くの書物がドイツ語なので書体がまるっきり違うのはそれだけで面白いのだけれど、展示の主眼は活版印刷がいかに諸科学に貢献したか、引いては人類の知識の伝播や世界観の形成に果たした役割に重点を置いていて、かなり幅広い。もちろんグーテンベルクとアントン・コーベルガーやピーター・シェーファーの書物に主軸を置いているけれど、それ以外の工房の書物もあって、その辺は違うところか。グーテンベルクの42行聖書が最初からあんなクオリティを出してたとは知らず、書物を作るのにここまで頭をひねり、手間と時間を惜しまずに全力を注ぎ込むものなのかと頭が下がる思い。また調べなきゃいけないことが増えたので、またこちらが追いついたら折に触れて来てみたい場所だ。勝手ながら飯田橋のあそこがどうなるべきなのかと考えたり。母校に印刷と造本の歴史がわかる常設展があってもいいよな、とも。グーテンベルク印のビール、飲んでみたい。
ローマ時代の城壁(?)だった高台に登って街を一望したり、ライン川のほとりで佇んでみたりしてフランクフルトに帰る。ローマ時代のドイツについての博物館があったのだけれど、時間が合わなくて行けず。このあたりはローマ時代の面影が色濃く残っているらしい。昼食で食べたホワイトアスパラガスのスープが美味しかった。英語で「アスパラガス」が全く通じなくて「白くて細長いやつ」って言ったら「ソーセージね!」と言われて、困った。

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いい街だった。