4/28-4/29 コルビュジエ展

4/28
午前中、洗濯、シーツ交換、掃除、フラ語。
午後、ペティナイフ、ピーラーを買いに再び問屋へ。ついでにリシュリュー通りのいつものLPQにて勉強し、そのままギャルリー・ヴィヴィエンヌの本屋物色。夜はポトフ作る。
フラ語の先生は今日からローマにバカンスとのこと。いつも13:30に追い出されるまでやるのに今日は13:00に終了。適当だなあ……。いつも来ていたフランス語の一番うまい女性がいなかったが、後で聞いたら私が腰痛で休んだ日を最後に引っ越してしまったとのこと。もっと仲良くなりたいと思っている間にいなくなってしまって寂しい。これからこういうことが増えるんだろうなあ。

4/29
今日からオープニングの『Le Corbusier: Measures de l’Homme』展@Centre Pompidou に昼から参戦。数年前の森美での回顧展に比べてとてもこじんまりとしたテーマ展(既に記憶が薄れているが)。設計理論の変化に焦点を当てたビギナー向け展示、という感じで社会的側面はほとんどスルーだが、初期のラ・ショー・ド・フォンでの作品や東方行きのスケッチなんかは見れて良かった。個人的には時計職人から出発したコルビュジエの初期の美学構図的な作品群から一転してキュビズムの影響を受けていくところが唐突すぎて未消化なのだが、アメデエ・オザンファンって人はほとんどコルビュジエの変名かと思うほど同化しているように見えてしまう存在で、(日本では)美術史的にほとんど文献が無い人だと思うのだけど、一体何者だったのか。
今回、この非常に単純化された展覧会を見て逆説的にコルビュジエの二面性というか、機能主義的なエコノミーと絵画・彫刻的な曖昧さという逆方向のベクトルを矛盾なく接続してしまうところが本当の凄みであり、いつまでも謎に思わせるところが魅力の原因になっているのだろうと感じた。
本屋で思わず重量級の本を買ってしまったため、直帰して隣のカフェで読む。

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