2/3 アフリカの女王

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朝起きたら、大学に出した報告書の写真が拒絶されていた。メトロの券売機に貼られた「故障中」の貼り紙。あれこそ現代パリを象徴する写真だったのに。
ファスビンダー『ケレル』を見にCFへ。しかし「ここじゃない。プラス・ディタリーだ」と言われる。どうやらCFだけじゃなくてパリ各地で行われるフェスティバルだったらしい。分かりづらい!
しょうがなく対岸の図書館に行き、書き物して夕方再びCFに戻り、ヒューストン『アフリカの女王 African Queen』(1951)見る。CFでフィルムを見るのは久しぶりだ。ハンフリー・ボガードをカラーで見るのは初めてだなあと思いながら見ていると、無茶苦茶無謀な撮影をやっている割にラストのコメディっぷりにズッコケてしまう。まあオープニングからコメディだったが。
帰り際、やけに人が多く、警備も多いなと思ったらポール・ヴァーホーベンがいた。でもこの施設はなんでスコセッシ、ドパルデュー、ヴァーホーベンなんて特集を続けるのか。