diaryの最近のブログ記事
「旅とは、言ってみれば漂泊の身を作為することでもあると言おうか。」
と中上健次は言ったが、漂泊の身(中上の漂泊には覚悟も自由度も全く劣るが)に期待を寄せようとすれば、作為は激しくなり、その作業も果てしないものになる。しかし漂泊の身へと変身しなければならない期限というやつは容赦なくやってくる。漂泊をしながら次なる漂泊を作為しなければならない。
何が言いたいかというと、全然旅程が決まらないからもう現地で決めるしかない、ということだ。きっと読みもしない本を沢山持っていく羽目になるだろう。
今日は久しぶりに豊洲で徹夜。雪の中、学校に泊まりながらInDesignをいじくった記憶は、ちょうど一年前と合致する。辟易。
と中上健次は言ったが、漂泊の身(中上の漂泊には覚悟も自由度も全く劣るが)に期待を寄せようとすれば、作為は激しくなり、その作業も果てしないものになる。しかし漂泊の身へと変身しなければならない期限というやつは容赦なくやってくる。漂泊をしながら次なる漂泊を作為しなければならない。
何が言いたいかというと、全然旅程が決まらないからもう現地で決めるしかない、ということだ。きっと読みもしない本を沢山持っていく羽目になるだろう。
今日は久しぶりに豊洲で徹夜。雪の中、学校に泊まりながらInDesignをいじくった記憶は、ちょうど一年前と合致する。辟易。
イーストウッド「チェンジリング」。
「荒野のストレンジャー」の頃のような激しい切り返しをかつてないペースで繰り返しながらも、ローラースケートのシーンなんかはホウ・シャオシェンばりの滑らかさでキメる。比較的無名な俳優を多く使いながらも顔が匿名性に陥ることが無く、全てが印象的な顔ばかりで、特に精神病棟のシーンは全て強烈顔。唯一顔の無名性を獲得させるのはアンジーの息子だけであり、別れを予兆させる不穏なシーンの後に現れる顔じゅう「虚」に覆われた少年は「ゼア・ウィル・ビー〜」のイーライ君ばりにただ疑惑だけを画面に行き渡らせる。「私の部屋よ」と繰り返す精神病患者の顔などもはや笑ってしまう。演出が過剰になってしまう瞬間にそれを抑制し、節度を効かせる。やはりイーストウッド様が最前線なのだ。はやくグラン・トリノを見せてくれー
「荒野のストレンジャー」の頃のような激しい切り返しをかつてないペースで繰り返しながらも、ローラースケートのシーンなんかはホウ・シャオシェンばりの滑らかさでキメる。比較的無名な俳優を多く使いながらも顔が匿名性に陥ることが無く、全てが印象的な顔ばかりで、特に精神病棟のシーンは全て強烈顔。唯一顔の無名性を獲得させるのはアンジーの息子だけであり、別れを予兆させる不穏なシーンの後に現れる顔じゅう「虚」に覆われた少年は「ゼア・ウィル・ビー〜」のイーライ君ばりにただ疑惑だけを画面に行き渡らせる。「私の部屋よ」と繰り返す精神病患者の顔などもはや笑ってしまう。演出が過剰になってしまう瞬間にそれを抑制し、節度を効かせる。やはりイーストウッド様が最前線なのだ。はやくグラン・トリノを見せてくれー
今日はカメレオン発表予定者の宴。
まっつん、石塚さん、ソンさん、僕で、まつい弟の働く居酒屋で。
最近、デザイン教育に猛烈な古さを感じ始めていて、それはうまく言葉にできないのだけれど、排除というモダニズムの負の部分に感じることだったり、「作品」という考え方がただのカッコつけに思えたり、コミュニティ(ゲマインシャフト)ではなくソサエティ(ゲゼルシャフト)に生きていることを肯定する必要を感じたり、純粋な空間操作だけを論じることに疑問符が5つぐらいつけたくなったり、まあまあ色々感じていたのだけれど、今日は言葉を選ぶことなくKYな質問をぶつけ合って、共有する問題意識とか、疑問から腑に落ちた部分も多々あって、「できていないこと」を率直に認め合うことをしなければ次のデザイン教育は生まれてこないだろうと密かに確信した。
とりあえずあと一ヶ月半は泥臭く格闘することになろう。
まっつん、石塚さん、ソンさん、僕で、まつい弟の働く居酒屋で。
最近、デザイン教育に猛烈な古さを感じ始めていて、それはうまく言葉にできないのだけれど、排除というモダニズムの負の部分に感じることだったり、「作品」という考え方がただのカッコつけに思えたり、コミュニティ(ゲマインシャフト)ではなくソサエティ(ゲゼルシャフト)に生きていることを肯定する必要を感じたり、純粋な空間操作だけを論じることに疑問符が5つぐらいつけたくなったり、まあまあ色々感じていたのだけれど、今日は言葉を選ぶことなくKYな質問をぶつけ合って、共有する問題意識とか、疑問から腑に落ちた部分も多々あって、「できていないこと」を率直に認め合うことをしなければ次のデザイン教育は生まれてこないだろうと密かに確信した。
とりあえずあと一ヶ月半は泥臭く格闘することになろう。
コリン「ジュリアン」を。映画の純潔性などを目指そうとするドグマ95はくだらないとは思うが、「映画は基本的に幼児期にあると思う」と考える姿勢は共感できるし、なにしろラースの5倍ぐらいは天才的だった(いや、「奇跡の海」はすばらしい)。精神分裂症の映画だと語られているが、出産を巡る話であろう。クロエがヘルツォークの散髪(だっけ?)をするシーンのクロックワークのようなカメラの動きが印象的だった。しかしDVであの色感はあり得ない....。
S女史の薦めで見た「リトル・ミス・サンシャイン」。もはやイーライ君(「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」の。本名ポール・ダノ)が出ているだけで映画になっている。いや、彼が出ていることなんか知らなくて、どうせ子供がかわいいとかその類いの話だと思っていたらイーライ君ですわ。そんでゲイのプルースト学者とか怪しげなビジネス本だそうとする親父とかアルトマン風のじじいとか、今イチキャラ立ちしてない「家族」が出てくるんだけど、いつしか手で車を押さないとギアが入らない車を押すというベタベタのシーンが感動的になり、ミスコンの会場をぶち壊しにする卑猥なダンスでさえアメリカ映画になっていた。やはりウェスとは一線を画しているが、楽しめた。
LF業務もいつしか3日が経つが、こちらの謝恩会の二次会に出れないことが判明(渡欧のため)。我ながらバッド・タイミング。愛しているのに。今日はポイズンとヒトミンとイジリーま○だ氏と飲んだ。イジリー氏が店員いじりだけは強くて面白かった。豊洲駅前テニスは次回と言うことで。
S女史の薦めで見た「リトル・ミス・サンシャイン」。もはやイーライ君(「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」の。本名ポール・ダノ)が出ているだけで映画になっている。いや、彼が出ていることなんか知らなくて、どうせ子供がかわいいとかその類いの話だと思っていたらイーライ君ですわ。そんでゲイのプルースト学者とか怪しげなビジネス本だそうとする親父とかアルトマン風のじじいとか、今イチキャラ立ちしてない「家族」が出てくるんだけど、いつしか手で車を押さないとギアが入らない車を押すというベタベタのシーンが感動的になり、ミスコンの会場をぶち壊しにする卑猥なダンスでさえアメリカ映画になっていた。やはりウェスとは一線を画しているが、楽しめた。
LF業務もいつしか3日が経つが、こちらの謝恩会の二次会に出れないことが判明(渡欧のため)。我ながらバッド・タイミング。愛しているのに。今日はポイズンとヒトミンとイジリーま○だ氏と飲んだ。イジリー氏が店員いじりだけは強くて面白かった。豊洲駅前テニスは次回と言うことで。
「007 カジノ・ロワイヤル」は、終止エヴァ・グリーンの事ばかり気にしてしまったが、やはり航空機の中で見たものなど信用ならないのであって、まったく記憶にない冒頭部から初めて見る気持ちで見た。バヌアツならぬナベアツみたいな名前の国の件など全く記憶にないし、クライマックスがカジノというのはアクションばりばりの007的にいかがなものか。殺しまくるボンドは嫌いではない。あの超高所アクションはさぞかし目眩のする方が多かったであろう。
コリン「ガンモ」はウサギちゃんが両手を広げて坂を滑っていくシーンや、トイレでアコーディオンを弾いているが突然猛スピードで弾きならすところなどが印象的。
フィンチャー「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」。なかなか凄い脚本。妻の出産シーンでウロウロしながら所在なげに出産を待つブラピの顔をひたすら捉えつづける演出は決定的。構造的にはイーストウッド「マディソン郡の橋」を思い出し、主題的には「コッポラの胡蝶の夢」を。予定調和か予定崩壊か。スタッフロールも逆回しするべきではなかったか。女スパイを演じた女優さんが冴えていた。照明的工夫もチラホラ垣間見えた。久しぶりに映画に人生を感じた。しかしケイト・ブランシェットは不思議な女優だと再確認した。
コリン「ガンモ」はウサギちゃんが両手を広げて坂を滑っていくシーンや、トイレでアコーディオンを弾いているが突然猛スピードで弾きならすところなどが印象的。
フィンチャー「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」。なかなか凄い脚本。妻の出産シーンでウロウロしながら所在なげに出産を待つブラピの顔をひたすら捉えつづける演出は決定的。構造的にはイーストウッド「マディソン郡の橋」を思い出し、主題的には「コッポラの胡蝶の夢」を。予定調和か予定崩壊か。スタッフロールも逆回しするべきではなかったか。女スパイを演じた女優さんが冴えていた。照明的工夫もチラホラ垣間見えた。久しぶりに映画に人生を感じた。しかしケイト・ブランシェットは不思議な女優だと再確認した。
2月からS大の方で「ラーニング・ファシリテーター」というのになりました。博士課程生対象のプログラムで、TA以上RA未満(しかしここにはRAは不在)、というもの。2月から新設のポストなのだ。しかし、4月には一旦契約解除となってしまい、その後は未定で、希望的観測だけが残っている。
で、今日は初めての勤務日(自分設定)だった。とりあえず、コンピューターの管理と新規導入機材などを勝手に検討し、勝手に机のレイアウトを妄想したり、サーバー導入を話し合ったりした。ここには助手がいないし教務補助もいないが、学科全体の事務の方はいる。なのでそことの棲み分けを早急に把握しなければならない。というわけで一回目のハンコを出勤簿にポーンと押し、個人的作業もした後、明日が修論提出期限の学校を去った。
で、今日は初めての勤務日(自分設定)だった。とりあえず、コンピューターの管理と新規導入機材などを勝手に検討し、勝手に机のレイアウトを妄想したり、サーバー導入を話し合ったりした。ここには助手がいないし教務補助もいないが、学科全体の事務の方はいる。なのでそことの棲み分けを早急に把握しなければならない。というわけで一回目のハンコを出勤簿にポーンと押し、個人的作業もした後、明日が修論提出期限の学校を去った。