11/29-12/5

11/29(日)
午前中、マルシェ。
夜、『M:i-III』。全く打ちのめされることのないJJA映画を「面白い」と表現していいかどうかはわからないが、トム様活劇としてやっぱり見入ってしまう。初見と同じく、フィリップ・シーモア・ホフマンがあまり活かされていないと思う。誰でもいいのでは。

11/30(月)
図書館地図部門にて作業。パリ地図の続き。今日も一人。
ファスビンダー『デスペア』。いつものファス組のドイツ人俳優の中にダーク・ボガードを放り込んで、英語劇。似ても似つかない赤の他人をそっくりだと思い込んで替え玉自殺しようとするチョコレート会社社長の錯乱模様を鏡だらけの部屋で演出。スイスの宿屋に警察が踏み込むところが途端に映画らしい。
その後トニー・スコット『トップガン』で不意に号泣。でもトム様はなんですぐ現役引退して教官になっちゃうの?

12/1(火)
風邪かアレルギーかわからないが喉が痛い。
しかし寝るほどでもないのでフランス語に行き、後は深夜まで仕事。

12/2(水)
風邪気味続く。30を超えてから風邪もしゃっきりしない。引くなら引けよ、という感じ。午前中から図書館にてパリ地図の続き。夜、『M:i ゴースト・プロトコル』。レア・セドゥーもっと出せ。

12/3(木)
昼、フランス語。夕方、チュリルリー庭園まで散歩。落葉しているとル・ノートルもなんだかわからない。
夜、私がこの世で最も影響を受けたであろう作品のひとつである『18h39(18:39)』の作者達に会いに行く。素晴らしい人たちであった。

12/4(金)
図書館にて仕事および大学に出す滞在記を書く。
夜、トニー・スコット初長編監督作『ハンガー』。全く違う場所で同時に起こっていることを次々につなぎ合わせる彼の編集的野心がよく見える。そのままジョエル・コーエン『バートン・フィンク』。そのまま変な人ばかりに囲まれる映画としてやりつづければよかったのに(でもそれに頼りきるほど変だとも思わない)、途中で殺人とか戦争とか持ち出してきてそれに対した説得力もなく、怖くもないし面白くもない。私には食えない。

12/5(土)
図書館にて少し作業。
大学に出す滞在記を書き上げる。