11/22-28 帰国後のパリ

11/22(日)
心身ともに疲労の極みで、1日寝て過ごす。
夜、日本からの荷物を受け取って、ファスビンダーのインタビューを読みふける。

11/23(月)
昼頃、オープンスタジオに行けなかったR君の絵を見せてもらいに行き、あとは読書などして過ごす。疲れが取れない。ファスビンダー本を読むのが体にいいのかどうかはわからない。危険なほど自由だ。
夜、『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』を見る。3、4、5と段々良くなってる。まあJ. J. エイブラムス関係の映画はどれ見ても一緒だとも言えるが、エンタメとして悪くない。プロットこねくり回しすぎな気もするが、今回は女がちゃんと描かれていて良かった。まさか『007 vs イーサン・ハント』なんて企画への布石でないことを祈るが。トム様は60過ぎてもこんなことやるのだろうか。

11/24(火)
午前中、フラ語。みんな無事だということは知っていたが、顔を見ると安心する。珍道中のことなど話す。
その後、銀行に行ってカード再発行の手続き。「みんなもう普通に活動していて強いですね」と言うと、「だってそんなのいつどこで起きるかわからないじゃないですか」と言われる。そりゃそうだが。
夜、デ・パルマの『ミッション:インポッシブル』を再見。画面に引き摺り込む力はやっぱりすごいが、最後の戦いは『ワイルド・スピード』並に無茶苦茶。

11/25(水)
T家にお邪魔する。テロ対象のスタジアムにいたとのことで、ほんとにすんでのところだったという。日本の雑誌の下らなさが懐かしく、読みふける。

11/26(木)
午前中、フラ語。
昼から国立図書館に行ってカード再発行の手続き。盗まれた場合は無料とのこと。ついでに妻のカードも作ってもらって、Salle Ovaleで作業。
夜、シリーズ中唯一見ていなかったジョン・ウーの『ミッション:インポッシブル II』を見る。ツッコミどころ多すぎ。最後、ヤンキーの喧嘩かと思った。

11/27(金)
昼、ブレッソンの『やさしい女』見に行く。冒頭素晴らしい。ドミニク・ザンダに睨まれたら私は蛇に睨まれた蛙のように動けない。
夜、フライシャー『ソイレント・グリーン』。

11/28(土)
図書館地図部門にて作業。初期のパリ地図のファクシミリ版を出してもらう。終日、一人。
夜、黒澤明『白痴』。節ちゃんはこの世の物とは思えないほど目がでかい。