日記

2/16
ビザ申請。広尾は怖い。何が怖いって、犬がでかい。
銀座にてゴダール『さらば、愛の言葉よ Adieu au Langage』を見て半ばニヤけながら実家に帰り、F女史と再会しビール200円を痛飲。

2/18
朝から高速バスで富山に行き、印刷立会い。富山は意外と寒くなく、途中の郡上とか五箇山のほうが大変なことになっていた(そりゃそうか)。T課長と二人で「世界で最も美しいスタバ」に行き、夜景を見た思い出プライスレス。

2/19
ます寿司ぶら下げながら富山より帰還。親父が酔っ払って『タカダワタル的』のDVDを流し始め、歌いながら寝る。

2/20
ベネット・ミラー『フォックスキャッチャー Foxcatcher』。『カポーティ』と同様、ひたすら静かで暗く、結局のところ、なぜ殺したのかは明示されない。キャメラはドキュメンタリーのように、なかなか懐に入ろうとはせず、引き気味で、田園地帯で捩れ始める静かな狂気を捉えつづける。映画において人間の行動に説明可能な「理由」があるとは限らない、という立場を貫くことを美徳と見るか、甘さと見るか。次の日見るイーストウッドならどう撮るか、考えながら見た。

2/21
朝一でイーストウッド『アメリカン・スナイパー American Sniper』へ。二日連続嫁役のシエナ・ミラーを見ることになったが、見てる最中は全く同一人物とは気づかず。もう一度見ようと思っているのでここでは書かない。
夜は弟夫婦の家で義妹の誕生日プレゼントを食べる会。いつも通り、終始馬鹿話。