渡航直前

ここ一週間ですること:
・確定申告
・海外転出届の提出
・国民健康保険の抹消
・国民年金の停止
・納税管理人の届け出
・国民健康保険の口座振替の停止届け出
・国民健康保険証の返却
・国民健康保険料の清算
・運転免許の更新期間前更新
・イーモバイルの解約
・携帯の休止
・銀行への国内送金先登録
・各種クレジットカードの引き落とし口座変更
・皮膚科
・胃腸科内科
・歯医者

もう住所とか要らん……。

シェフ

『アイアンマン』がそんなに出来が良かったわけではないし、『カウボーイ vs エイリアン』もちょっと荒唐無稽に過ぎたジョン・ファヴローの『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』が思いのほか良作だった。主演ジョン・ファヴローの軽口デブっぷりは言うまでもなく、愛人スカーレット・ヨハンソン、 元嫁の元夫ロバート・ダウニー・Jr、レストラン・オーナーがダスティン・ホフマンという面々は確かにこの映画を支えているが、これは誰がなんと言おうとジョン・レグイザモ萌え萌え映画であり、レグイザモが出てる映画にハズレなし、というレグイザモ仮説を着想させるぐらい徹頭徹尾レグイザモ映画なのである。実際、レグイザモが出てきた瞬間に映画が活気づくのだから、もっとレグイザモを出せ!ファヴロー、お前がいいやつなのはわかったからレグイザモを出せ!と言いたくなる。

映画館から出た時、ここがアメリカ大陸ではなく、すぐ近くにソウルフード屋台が無いことを呪い殺したくなる映画である。我らがソウルフードとはいえ味噌串カツを食っても満たされなさそうなので、インド料理屋に駆け込んだ次第。おいしいは正義。

恐怖分子

恐怖分子!恐怖分子!恐怖分子!

白昼堂々、『恐怖分子』を見られる悦び。『ヤンヤン』を除くほとんどの作品が瞳の前から奪われている嘆息とともに、我々の瞳の前に再び現れたこの鮮烈なフィルムに何度も胸を撃ち抜かれることができるなんて、特権以外の何物でもない。

それにしてもタートルズは酷かったな……。亀以外、雑すぎ。「今日の晩飯は亀のスープだ」で爆笑したのだけど周りは全く笑っておらず、思わず押し殺してしまった。ああ、ファミコンのタートルズやりたい……。

講座納め

automationのライブとプログラミング講座が終わり、ようやく出発前のヘビーな考え事案件が終わる。何も思いつかなくて夜中に断続的に寝たり起きたりするのはもうやめたい……。皆さんに送別、激励されるのだけれど、本人はいまだ実感なし。何が必要なのかピンとこないので服ぐらいしか持っていかないと思うのだけど、パリの先輩であるM澤君の「クリアファイル持ってったほうがいいですよ!」という助言だけはしっかり遂行する準備がある。確かに文房具が欲しくなった時に困る印象はある。前回シャープペンが欲しかっただけなのに、相当歩き回った挙句、0.7 mmという異常な太さのものしか売っておらず、日本の3倍ぐらいの値段がした。背に腹はかえられぬというやつで買ってしまったが、私の探し方も悪いとはいえ日本は文房具大国なんだということを実感した。ちなみにそのペンは意外と気に入ってしまい、いまだに使っている。ただの貧乏性という話もあるが。考えてみれば私のカバンに入ってる文房具は、クリップ部の壊れたボールペンだとか、一色出ない四色ボールペンだとか、ひどいものばっかりだな。

あとはWEBが3件とアプリ2件と入稿1件仕上げて行くだけ……ん?

エレクトロニクス制作講座・プログラミング講座・共同企画

今週日曜ですが、渡仏前最後のプログラミング講座があります。
最後はエレクトロニクス制作講座の鈴木師匠と合同イベントで、鈴木さんはマイコン講座の続きをやるそうですが、私は「プログラミング言語をつくろう」シリーズの続きをやることになります。時間が早いのでお間違えなく。

3/15(日)
エレクトロニクス制作講座・プログラミング講座・共同企画
16:00〜20:00
ドリンク代のみ
@大崎l-e

The Course of Electronics vol.48  講師:鈴木學
講義内容(contents)
電子回路とプログラミングの狭間
The boundary between electronic circuit and program for computer

プログラミング講座 pro·gram  講師: 大田暁雄
「プログラミング言語をつくろう その3」
※講師の私用のため、2015年4月から2016年3月まで、このプログラミング講座はお休みになります。

春でぇむん

私事のバタバタがひと段落。気づけば渡仏まであとひと月となり、少し気が張ってきたが仏語は依然初心者レベルで如何ともしがたし。1年半前に渡独した友人が、出発前日本の雑事に疎かになっていた気分がわかる気がするが、そうとも言っていられない予定が山積み也。

ビザ取得可否の通知が届かないなあと思っていて、いつぐらいに来るのか改めて検索して調べてみたら、通知なんかそもそも来ないことが判明。専用のWebページで確認するそうな(そんなこと少しも言われなかった)。で、ドキドキしながら確認してみると、
「あなたの申請に関する決定は下されました。もしまだ通知が来ていない場合はフランス大使館まで来るよろし。」
との表示。取れたか取れてないか教えてくれんのかい!緊張しながら上京して大使館まで行くと、警備員に渡されたパスポートにはビザのシールが(かっこいい!)。申請準備から約2ヶ月、やっと溜飲が下がった。もうあとは仕事と身の回りの諸事を終わらせてパッキングさえすれば行けるはず。たった一年いるだけなのに思ったより海外に滞在するということは大変だ。


もはや明日になってしまいましたが、このようなイベントが。

2015/03/08
information vs automation
19:00/open 19:30/start
¥1500+1drink
@大崎 l-e

プリント

information:
坂本拓也(keyboard, 作図)
小林寿代(bass)
平野敏久(electric percussion)

automation:
大田暁雄(computer)
鈴木學(electronics)

最初にスイッチを押したら後は自動、というコンセプトのバンドです(大田)。

大田暁雄さんと鈴木學さんの自動演奏装置とinformationとの同時演奏。informationは慣れないことをやる仕掛けを考えてます。自分のやることでいっぱいいっぱいで合わせる余裕のない感じでいきます(坂本)。

坂本さんたちの図形楽譜解読バンド「information」からの言葉遊びでできたような企画ですが(最初はオータメーションとか言ってた)、私はとても楽しみです。
プログラムで作ったものは、入力を受け付けない限り基本的にプログラムした時点で全て結果は決定されているの(が原則)で、そういう意味では「時間」が無い。時間を生み出すのはあくまで計算機。もちろん聴くことによって時間は生まれるのだけれど、作る側、プログラムする側の仕事はスイッチを押した時点で全て終わっている(ああ、プログラムを止める仕事もあった)。また、プログラムは音を時系列的に並べるのではなくて、音を鳴らすための論理を組み立てるだけで、通常の意味での楽譜は存在しない。そういう意味では普通の意味での「音楽」とは作り方がかなり違う。ちょっと大仰にいえば、そんな「無時間」的な音を図形楽譜解読という「相対時間」的な音と対置させてみようという企画です。その話が出た時、ならばエレクトロニクスでも基本的には同じはず、と声をかけたのがその場にいた鈴木學 師匠であります。automation、よろしくお願いします。