2010年6月アーカイブ

金曜:
夜、ふと躍起になってグリーンカレーペーストをゴリゴリ作る。作り過ぎたためもらってもらうことに。

土曜:
毛利悠子「エブリデイラオス」@20202のトークショーと「ワンデイダラス」@路地と人に行く。
中心に楽譜=コンポジションがあり、そこから蔦が這うように張られたケーブルで各機械へと指示が行く「ラオス」と、それとは対照的に、2つのローラーが不確定要素を大いに孕みながら即興的に作曲と演奏を繰り返す「ダラス」。個人的にはこうした機械音楽(?)の一つのキモとなるのは発音や変化のタイミングを「誰が」「何が」行うかにかかってると思うが、この2つは全く違う方法ながら非常に大胆に発音を行っていてて爽快だった。全体としてコントロールされた「ラオス」と暴走型の「ダラス」はどちらが良いという問題ではないが、後者はずっと見ていて飽きず、紙がかすれる音、ローラーが呻く音、電球が点滅する音が機械の愛おしさを増大させていて思わず胸キュンである。この力量は凄いなぁ。あの農蚕用扇風機、ほしぃ。トークショーの途中、毛利さんを応援するかのように機械がざわめきだった時はラオスの精霊かと思った。

ムサビではタッチパネルに列ができていた、とのこと。嬉しい限りだが、ちゃんと動いていたかなぁ.....。夜はなぜか電話とメールのラッシュで驚き。

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水曜:
ゼミ。ゼミ後、主査より面白い情報頂く。
夜は新宿で「アウトレイジ」見て、タイ飯食って帰る。ここんとこ都心に週イチしか来てないので、新鮮。「アウト〜」、テンポが小気味よく、殺し方のウィットも効いてて、ケッサク。加瀬君萌え萌え。

木曜:
午前中、宅急便で「デザイン批評」受け取って、午後からムサビ。ようやく反響の声が聞こえてくるようになる。Y口先生、U田先生にも面白いアイデアいただく。夜は打ち上げの予行演習と称して飲み会。

さっき、「博物図譜」「デジタルアーカイブ」などでググる。デジタルアーカイブの議論は相変わらずちゅまんなくて辟易。保管と公開のバランスみたいな現場で判断すればいい話と、電子化のメリットとデメリットみたいな数時間考えれば箇条書きできちゃうような話を何年も前から繰り返して、馬鹿じゃなかろうか。

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展示初日。
お客さんがデジタルアーカイブをいじっている様子から遠くから見つめる。
あれこれ厳しい意見を頂いたため、閉館後と今朝の開館前に直す。数日はこれが続くかも。
でも操作方法がわかった後は30分とか1時間ぐらい見ていく人もいてくれて、励まされる限り。
今年中くらいにマルチタッチ可能なドライバが開発されてくれれば良いなぁと思っているけど、これはMacOSが対応しない限り無理なのかな?

帰ってフォー作る。
鶏ガラスープの素なんぞで食べるのは勿体ないので、勢い余って手羽先でスープを取った。
しかしチリソースってのはうまいねぇ。

iPhoneOS4(iOS4)入れてみた。
今んとこ快調。


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6月21日より、武蔵野美術大学の新しくなった図書館のギャラリーにて、「博物図譜とデジタル・アーカイブ」展が始まります。これは武蔵美図書館が従来より集めていた貴重書に加え、このたび新たに収蔵することになった荒俣宏さんの旧蔵博物学書コレクションを、シリーズ展覧会として公開していこうという企画です。18世紀〜19世紀前後の解剖学書、探検記、動植物学書などの実物がその目で見られる貴重な機会であると同時に、なんと全ページを日本に1台とか2台しかないというスキャナで高解像度スキャンにかけ、それを大型タッチパネル・ディスプレイを使ったデジタル・アーカイブで閲覧できてしまう、という鼻血ものの企画です。実際、企画している我々が毎回思わず仕事を忘れて見入ってしまうほど美麗で精緻な図譜は、絵やイラストレーションに興味がある人はもちろん、版画や造本、そしてそれぞれの内容を専門とする人にも大いに刺激どころか反省を与えてくれます。
僕もデジタル・アーカイブのデザインで参加しています。画像は大きいもので1枚200MB程度もあり、それを42型のディスプレイ(もっとでかくても良かったのですが、このぐらいが触りやすいラインかな、と)で見ると、肉眼では見えないような細部の描写や、版画家の苦労の跡(笑)が明らかになって、ある意味、本物を肉眼やルーペで見るのとは違う視覚体験に遭遇します。デジタル・アーカイブにかぶりつきで模写とかしだす学生さんが出て来たら面白いなぁとは思っていますが(多分画材は持ち込み禁止です・笑)、ひょっとしたら美術教育が変わるかも??なんていう代物ですので、興味のある方はぜひ鷹の台までお出かけくださいませ(ちなみに日曜・祝日はお休みですのでお気をつけ下さい)。
展覧会は会期ごとに展示替え致しますので、毎回展示される本が変わります。デジタル・アーカイブはコンテンツだけでなくその機能もどんどん増えて行く予定なので、遠いところ誠に恐縮ですが、毎回お越しいただくと良いかと思います(笑)。どれも捨て難い美麗図譜の中からまさに断腸の思いで抜粋された図録も、コンプリート必須ですよ。

一応言っときますが、展示室は小さいです。過剰な期待をなさらぬよう......。

でも、10年代に猛省を促すこと必至!

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↑谷田さんデザインの素敵なタコちゃんポスター。


武蔵野美術大学 美術館・図書館新棟落成記念
博物図譜とデジタルアーカイブ I

     
会 期 2010年06月21日(月) ー08月07日(土)
休館日 日曜日・祝日
時 間 10時00分--18時00分
     [土曜日は17時00分まで]
入館料 無料
会 場 武蔵野美術大学 図書館新棟展示室
住 所 〒187-8505 東京都小平市小川町1-736

主 催 武蔵野美術大学 美術館・図書館
共 催 武蔵野美術大学 造形研究センター

開催概要

博物学の時代--ひとは世界をどのように見、記述して来たか

18世紀以降ヨーロッパを中心として、それまでの美術史には収まりきれない文脈の膨大な図像が制作されるようになります。それらは当時新しく登場した博物学を中心とした動・植物図譜、航海記、地図、民俗学的図譜、解剖図譜などであり、多色銅版やリトグラフなど当時の最先端の印刷技術を駆使した書物として出版されました。武蔵野美術大学図書館では旧蔵の貴重書に荒俣宏氏旧蔵コレクション[*1]を加えることで、今日的な視点から18世紀以降の博物図譜を軸とする視覚資料を概観することが可能となりました。今回はそれらを公開するとともに、図版全ページを高解像度スキャニングしデジタルアーカイブ化を実施、本展のために開発したタッチパネル式高精細画像閲覧システムによって通常直接手に触れることができない資料を全ページ、細部にわたって閲覧できる環境を提供します。また今後それをもとに恒常的に閲覧できるデータベースを構築することで、本学の研究基盤を成す図像学の観点から美術系・デザイン系の領域を超えた全学生にとって芸術的な視野を広げるだけでなく、新たな創作意欲や研究心の向上に資することを目指しています。また、新美術館・図書館に設置された造形研究センター[*2]を中心として、内外研究者のさらなる研究発展への貢献も期待できるでしょう。なお、本企画に関連した研究は今後も継続され、複数回の展覧会を通してその成果を公開する予定です。

[*1]荒俣宏氏旧蔵コレクション:当館はこれまで美術・デザイン資料の充実を目指して多数の博物図譜を収集してきました。それら体系的な構築強化のために2006年度から2009年度にかけて文部科学省経常経費研究設備特別補助の採択を得たことにより荒俣宏氏旧蔵のコレクションを収蔵する事が可能となりました。
[*2]造形研究センター:造形研究センターは「2009年度文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業プログラム」の選定採択を受けて全学的な研究がスタートしました。新棟落成記念に併せて開催する本展は、美術館・図書館と造形研究センター近代デザイン研究プロジェクトチームの共催によって当館が所蔵する貴重書コレクションのデジタル化を推進し、その研究成果を広く公開することを目的として企画されました。


http://musabi.ac.jp/library/

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さきほど展示準備、ほぼ完了。明朝に配布物が入れば完成。河野さんをはじめ図書館の方々の素晴らしき腕力により、狭いですがスッキリした良い展示になりました。
デジタルアーカイブも今日校了(?)して、明日からは皆様方のタッチに揉まれることになります。さらば我が子よ〜〜。各画像がかなり拡大して見られるだけでなく、60秒触らずにおくと、スクリーンセーバーが起動します(会場に入った時に既に流れてることが多いかも)。これもなかなか楽しいのでご覧の際にはわざわざ60秒放置したりして、お見逃しなきよう。
今回はほんとに分散並列的に展示が出来ていったなぁ。これも各人の腕力がないとできないんだけどさ。
というわけで、明日から皆さんよろしくお願いしま〜す。

あの図録が1,000円.....じゅるり。


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いよいよ開発佳境である。

水曜、「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」拝見。宮﨑氏の緊張感迸る演技に戦慄する。帰ってパッタイ。

木、開発、パッタイ。

金、開発、ジャパニーズ焼きそば麺でパッタイ。


この演奏すごいな。

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3日間苦労した末に、openFrameworks上で日本語ジャスティファイ組みが完成した!!!

justify.png


さらに勢い余って和欧混植。
oF上で、といいつつ、こと日本語描画に関しては、oFを全く使っていないのだが......。
テキストブロックを扱うクラスに文字列をぶち込む→boost を使ったマルチバイトイテレータで文字を1つ1つ分解→guesoglcで文字幅計測して一行あたりの文字数を算出し、同じくquesoglcで描画。
3日間ウンウン唸って、何度か死にたくなりました。
喜んで早速横の人に見せたら、「あれ、禁則処理は?」と言われた........。
鬼。

この辺を参照しました。

quesoglcで日本語表示
http://openframeworks.jp/forum/topic.php?id=23
boostを使ったマルチバイトイテレータ
http://ameblo.jp/nana-2007-july/entry-10090966998.html
文字列をテキストブロックとして扱う(Text wrapping and aligning)
http://www.openframeworks.cc/forum/viewtopic.php?f=14&t=2967


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土曜:
駅前で自転車を買う。必死で漕いで辿り着いた学校ではオープンキャンパスがやっていたが、目もくれず開発。夜は変な飲み会になってしまった。自転車で颯爽と帰る。

日曜:
朝から開発。夕方、オーキャンに来ていた川瀬とアイス食っていたら偶然黒ちゃんが通りかかり、デジタルアーカイブ見てもらう。夜は代々木に移動して英語学校で一緒だった連中で食事。ワイン飲み放題。

月曜:
起きたら風邪気味。昼から学校行って開発。寺さんチェック入り、ほぼ終わりの目処がつく。夜に館長、部長にも見ていただいて、好印象な意見いただく。
サッカーはなんとなく見ていたが、得点シーンには思わず手を叩いてしまった。4年前と戦い方が全く変わったのだね。そもそも僕はスポーツを見て戦略どうこうを読み取るのが全くできないのだけれど。南アフリカ×メキシコ戦みたいにぴゅんぴゅんパスが飛ぶ試合とは全く見方が違うのだろうね(超素人)。

火曜:
デジタルアーカイブの文字をジャスティファイで組みたいのだが、一日四苦八苦した挙句、まだ出来ない。もう嫌。ほんとに日本語駄目。
展示会場の壁が立ったため、タッチパネルを嵌め込む。なんか宇宙船みたいだ。
夜は疲れの溜まっている河野さんが発奮し突然飲み会モードになったため、国分寺でホッピー飲みながらホルモン食う。ごちそうさまです。ホッピーは意外と酔いがまわり、どうやって家に帰ったかイマイチ覚えていない。

それにしても未だに「デジタルアーカイブ」って名前はしっくりこない。昔から凄く変な名前だと思っている。デジタルはさておき、アーカイブってどうしても倉庫にしまい込んでいるだけ、というイメージがあって、「見せる」ために編集されたものではないからだ。だけど実際は、情報にアクセスしやすくインデックスを工夫したり、デジタルならではの見せ方ができるようにしたり、動きを作ったりとあれやこれやお膳立てした編集物だ(そういう意味では電子書籍とも垣根は無いし、最近出たiPadには10年前から考えていたことがビジネスになる範囲内で具現化したという既視感以上のものは感じていない)。だからといって「デジタルビューア」も駄目だし「デジタルコンテンツ」っていうのも的を得ない。「デジタルミュージアム」って言う程壮大でも比喩的でもない。というのがネーミングの悩みどころなのだ。
で、こういうのをデザインする人間って何て肩書き名乗れば良いのだろう。アートの人なら「メディア・アーティスト」でも良いだろうけど(それも変な名前だ)、「メディア・デザイナー」って何のことやらわからんし、「デジタル・コンテンツ・デザイナー」ぐらいしか思いつかない。あとは「ハイパーメディアクリエイター」っていうのがあるけど。


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