帰国

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とりあえず、本日無事に帰国しました。
渡航中、母国の煩事を任せてしまった諸兄に感謝致します。

今回は、疲れた。3カ国の慣れない鉄道システムを乗り継いだり、帰国の途に就く2日前にローマのアッピア旧街道を正味5時間ぐらい歩き続けて足を痛めたという肉体的な疲労もあるが、何よりもこの旅行に付いて廻ったのは「喪」の姿勢であり、この旅を一言で表せば「『喪』の巡礼」だったからだ。それはもう亡命の町ポルボウに始まり、コルビュジエからミナールといった先達、はたまた予期せぬ出会いとなったイーストウッドの昇天によって前半のピークを迎え、後半はコモ・ローマ・EURといったファシズムの本拠を巡り、ルネサンス、ローマ帝国時代へと遡った。だめ押しに旧街道とカタコンベである。それぞれについてはこれから書いていくが、まとまることもまとまらないこともあるため、第一に印象の記録として留め置こう。何しろ自分の場合、調べてから物を見に行くよりも、物を見てからで無いと頭に入らない性分な為、消化していくのはこれからだからだ。
また、いつものように旅行中にUPしようなんていう気は全く起きなかった。だからリアルタイム・アップロードというよりは回想形式になるだろう。

どこにも書く場所がないだろうから今日のことだけ書いておくと、旅の最後は、飛行機の「チェンジリング」で涙した。あの犯行を自白する少年と、ウォルター君の目撃を告白する少年を見てたら、だめだった。
とにかく今回は、二つの意味で「参った」のだ。

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