chANGELing

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イーストウッド「チェンジリング」。
「荒野のストレンジャー」の頃のような激しい切り返しをかつてないペースで繰り返しながらも、ローラースケートのシーンなんかはホウ・シャオシェンばりの滑らかさでキメる。比較的無名な俳優を多く使いながらも顔が匿名性に陥ることが無く、全てが印象的な顔ばかりで、特に精神病棟のシーンは全て強烈顔。唯一顔の無名性を獲得させるのはアンジーの息子だけであり、別れを予兆させる不穏なシーンの後に現れる顔じゅう「虚」に覆われた少年は「ゼア・ウィル・ビー〜」のイーライ君ばりにただ疑惑だけを画面に行き渡らせる。「私の部屋よ」と繰り返す精神病患者の顔などもはや笑ってしまう。演出が過剰になってしまう瞬間にそれを抑制し、節度を効かせる。やはりイーストウッド様が最前線なのだ。はやくグラン・トリノを見せてくれー
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  • Akio Ota
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