metallic riverside

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何週間かぶりにゼミに出席。地道にリサーチしてて好感を持てる人たちがいる一方、全く無責任な発表に憤慨ボルテージが上がってしまったが、いつもながら最高に鋭くかつ温かいT村さんのツッコミに心から同調しつつも自分の大人げなさを恥じ入ったし、この何度となく感じるようなダブルバインドは実は精神的に良いことに最近気づき、ダブルバインドさえ感じない状態が人間最も恐ろしい空白状態なのだと悟るに至ったため、結局、来て良かったのだと思い直す。
夕方過ぎまで、最近ほっぽらかしていたリサーチのことを考えながら、所属するべき学会のことについて調べていたのだが、どうにも学会というやつは魅力ゼロで、結局Firefoxのウィンドウを一斉に消す始末。なんだかなー。それにしても「博士」というレッテルは全くの邪魔に他ならない。いや、取りますけどね。「博士課程です」というと人が一歩引くのがわかってしまうので、全く孤独な世界。
すっかり「いつもの帰り道」になってしまった豊洲→勝鬨橋→築地→銀座へと歩く。今日の重苦しい空のせいか、勝鬨橋から築地市場越しに見える汐留の高層ビルがやけにメタリックに見え、超かっこいい。
渋谷に移動し、シネヴェで吉田喜重「水で書かれた物語」。自分の母親と婚約者の父親が関係を持ち続けていることに振り回され、その婚約者の父親の監視下に常に置かれていることに苛立つと同時に、キャメラの視点も監視の視点を代替するかのような俯瞰・俯瞰の連続で、もういいよってぐらい心を揺さぶられて、その上単身者にはつらい岡田茉莉子と浅丘ルリ子の美しさが加わったりして、もうなんかよくわかんない涙さえ覚えたのに、ダメ押しで「いつ終わるんだ」というぐらい展開が変わって、キャメラと照明も異常な領域にまで達し、激しくダウナーになる。3時間は経ったかと思ったのに、時計を見たらきっちり2時間だった。疲労。おっそろし。
昨日ぐらいから、予定あと1年半の戦略を考え始めた。結局、今ある手持ちの駒だけでやるのは嫌なので、困難だがワクワクする方になるだろう、と。果たして論文に適するかどうかはビミョーですが。

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  • Akio Ota
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