最近
どうにも鬱屈しているので、後ろめたさを感じながらもイーストウッドの『父親たちの星条旗』を見た。かなり前に氏が日本とアメリカ両側から硫黄島を撮るなんてことを聞いた時にはデマだろうと思った。でも本当に目の前でフィルムは流れた。もちろん良かった。『硫黄島〜』も見たいが、さすがに提出までは無理だ。
デヴィッド・ボウイばっかり聞いている。『ハンキー・ドリー』が好きだが、『ダイアモンド・ドッグス』もいい。「ヤング・アメリカン」はラース・フォン・トリアーの近作を思い出してしまうが、いい。でも、たまの『きゃべつ』も買ってみた。やっぱり『さんだる』の濃縮感は奇跡に近かったのだなと思わせるが、「満月小唄」はいい。
蓮實さんが『撮ってしまえばしめたものという映画作家の楽天的な無責任性を批評家はとても真似できない。』と書いたのを読んだが、そう言われてもやっぱり制作者はある種楽観的でないとやってられないと、最近思ってしまう。一巡した楽観性が必要かな?
パトリック・ゲデス先生にようやく敷衍できはじめてきたが、財政状況に関わらず理想を突っ走り、さっきこれをやっていたと思ったら今度はこっちをやっていて、アイデアを出しては更新し、挙句には自分のやるべき仕事を人任せにしてしまう次第で、どこかの誰か(多数)を想起しないではいられないが、この人あるいは周辺の社会×博物館の思考は非常に興味深いので、時間があったらじっくりやってみたいところ。しかしとりあえず関係部分にとどめる。
論文をついに書き始めた。予期してはいたが、書いたら書いたで不足箇所があれこれ出てきて、なかなか思うようには進まない。でもまあ、愚直にも伝記をほぼ全訳したので、オトレの行動を通史的に把握できた。あと9日ぐらいで最終チェックである。パンフ用文章に「論文と展示」と書いたので、展示にある程度は時間を割けるようにしたい。
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