眩む日々

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昨日、起き抜けに蓮實氏の『批評 あるいは仮死の祭典』を読み始めて目眩を覚え、こんなものを読んでいてはいけないと意識を正して本を閉じ、まあ正確には途中で論筋がよく分からなくなったからなのだが、先週金曜に突然「土曜に提出せよ」と告げられた視デの卒制パンフ用の文章と画像を取り繕い始め、遅延を叱責するメールに「叱責されるいわれはない」と怒りをもって返答し、論文と同時並行的にデータを準備し、今日昼過ぎになんとか完成させ、生活課が閉まるギリギリの時間に奨学金関係の書類を持って学校に提出しに行き、パンフのデータを圧縮してメールし遂げた直後、今度は「全学のパンフ用の書類を明日までに提出せよ」とのメールと、「明日の朝は卒制機材関係の調整会議だ」との貼り紙に遭遇し、何なのだと思いながら前者を取り繕いながら、3日ぶりの知人との会話となるキムさんやイさんとの談話を楽しみ、何やら「Fleuron」のファクシミリ版が欲しいというのでネットで探して見つけ出し、先ほどの書類を提出しに研究室に行くと、普段全く学校に顔をみせない松井雄一郎らしき声が「やあ」と僕を呼び止め、一瞬の躊躇とともに、こちらに背中を見せているその人物の顔を廻り込んで確認してみるとやはり松井雄一郎で、今日はコンペのプレゼンがあるのだと言い、何やらコピー機を駆使し続けていたが、ひとまず僕は院部屋に戻り、自分の作業を進め、2時間ほどすると川又氏が院部屋にやってきて、「国分寺で飯を食おう」とのことなので、起きてから何も食っていなかったため便乗し、氏の行きつけの広島焼きの店で松井氏と共に会食し、その後隣の古本屋に入ると、「ウィーン世紀末展」と「トレチャコフ美術館展」の図録が激安で売られており、特に後者は見た事のなかった19世紀後半、革命以前のロシア絵画が数々と並べられており、頁を繰るごとにまた目眩を覚えずにいられず、『樹木検索図鑑』と共に購入し、ほくほくしながら3人でお茶をした後、駅で解散し、家に帰って、ようやくオトレの全貌が見え始めてきた作業を再開し、褒めちぎりたい気持ちと、もっとこうしたらよかったんじゃないかという気持ちの重なりの中で、着地点を模索しながら作業をし続けている次第。煙草を吸う人間は、いい休憩時間があってイイナアと思っているここ数日!

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