今日はいつものアテネの後に財団に行くと、久しぶりに武藤さんが来ていたので、またみんなで肉屋の豚カツ「大野屋」に行く。なんでも、8月終わりにアルス・エレクトロニカを見にリンツへ行って、また9月終わりに新婚旅行でイタリア・フランスへ行くそうだ。ひょっとしたらパリで僕とランデヴーしたりして.....。
最近どうも昼食後に眠気に襲われてたまらないのだが、今日も小昼睡して、Rayward氏の書いたオトレ研究史・史を抄訳しながら読む。昨日ひっくりかえしてたブリュッケ関係は、佐藤氏だけではなく、Rolf Sachsse氏がweb上で公開している研究と、Thomas Hapke氏の研究があるようだ。ゲデス関係はヘレン・メラー女史のものが詳しいようだ。
帰って、明日返すビデオ、すなわちトリュフォー『家庭』『逃げ去る恋』を見た。アントワーヌ・ドワネルものをこれで一応全部見た事になるが、後者に出てくるドロテー Dorothéeという人が、もともとTVアナウンサーらしいのだが、いい魅力を放っている(まあ正直に言えば、「素敵」なのだが)。今週のアテネの先生(拙日記で前出のゴダールの映画に出てきそうな服装の日本人のマダム)は、自称「映画狂」で、まあ経験的に、そうやって言う人は大して映画を観てないのだが、その人はフィルムセンターなどに通って小津をサイレント時代から全部見ている、成瀬もそうだという時点で、ワタクスはお見それしやしたと見直し、彼女がお薦めする『蟻の兵隊』を見てみようかな、と手のひらを返すように、思うのであった。同じく前出の、バスク地方について研究している女学生は、テリー・ギリアムが大好きだそうだ。かなり濃ゆいクラスである。
ひとつも外国語を流暢に喋れるようになった事が無いので、フランス語で会話できるようになって、英語とドイツ語もゆくゆくはできるようになりたいと思う。言語主導権を握ると、どうしても国家間に優劣が生じるので、そう簡単に国家を二重言語化しようとは言い切れないが、国際語というのはやはり必要であるとつくづく感じる。日本人は日本語を使って、韓国人はハングルを使って、中国人は中国語を使って....というのは、不経済ではある。文化の差異を生むというのは確かなので、その辺は面白いとしても、それ以上の必要性もあるんでは。まあこれは今後の課題だ。
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